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自閉スペクトラム症
(ASD)

 

 自閉スペクトラム症(ASD)は、コミュニケーション・対人関係の困難とともに、強いこだわり・限られた興味を持つという特徴がある発達障害です。「スペクトラム」とは、「連続している」という意味で、ASDには、自閉症・高機能自閉症・アスペルガー症候群などが含まれます。
 診断をつけるメリットとしてはご自身の特性の理解が進むことがあると思います。例えば、職場の人間関係で困っているのであれば、職場で起こりうる想定を意識したコミュニケーションのアドバイスを受けること、業務内容でのストレスを感じているのであれば、得意なこと、苦手なこと、などを整理して職場と話し合うことも一つの方法かと思います。
 薬物療法として特性に対する処方薬はありません。不眠や不安感などの対処療法的な薬物療法やうつ病や不安障害などの二次的な疾患がある場合には抗うつ薬や抗不安薬を使用することもあります。実際に、ASDの方はご自身でASDではないかと受診される方は少ないです。一方で、うつ病、パニック障害、社交不安障害などの症状が主体として受診され、その背景にASDの特性が一つの疾患背景になっていることも多々あります。

カサンドラ症候群について

 カサンドラ症候群とは、パートナーや配偶者など、身近な関係にある人がASDのために、円滑なコミュニケーションを行うことが困難な状況や、共感的な理解ができない状況に追い込まれ心身の不調をきたすことです。一般的にカサンドラ症候群は、男性よりも女性の方が多いといわれています。ASDは男性の方が4倍多いと言われています。また、カサンドラ症候群は、真面目で献身的な人の方が発症しやすいと言われています。周囲にも気軽に相談できない場合が多いと思います。ご覧いただき当てはまる場合も診療対象になりますので、ご相談ください。

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