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注意欠陥多動症
(ADHD)

 注意欠陥多動症(ADHD)は、集中力がないことなどによる「不注意」、落ち着きがない、自分の順番をまてないなどの「多動性・衝動性」の2つの特性を中心としたものです。男性は多動・衝動症状が優勢になることが多く、幼少期からその特徴が表れて早い段階で診断されることが多いとされています。大人になって初めて診断される場合は、不注意によって仕事に影響が出てしまうことが多く、社会的な支障がでることで診断につながることがあります。
 治療としては、まずは自己理解と、周囲の理解に基づいた環境調整が大事になります。診断にこだわることなく、まずは、日常の困っていることからスモールステップで解決を行っていきましょう。失敗体験が継続して、自己肯定感が下がる体験が積み重なることはよくありません。逆に、小さな成功体験を増やして自信を回復するプロセスも大事になります。
 薬物療法としては、診断や十分な環境調整を行ったうえで、複数の選択肢から処方を選択します。初診時に処方は出来かねますのでご了承ください。

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